シャシャンボ



シャシャンボという名前は
まるい小さな果実が多数つく様子を小さい坊や「小小ん坊」と呼んだものが転訛したといわれています。






7cmくらいの花序に7mmくらいの壺形の花が下向きにびっしりついています。
果実もたくさん実りそうです。

’11.7.23撮影 佐世保市(長崎県)
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 Vaccinium bracteatum Thunb.
シャシャンボ(子子ん坊) /ツツジ科 スノキ属 常緑低木~小高木/花5~7月/本州(関東地方、石川県以南)~沖縄
高さ2~5m。樹皮は灰色で縦に細かく裂け、後は褐色~赤褐色になる。葉身は楕円形~広楕円形、長さ3~8cm、先は鋭く尖り、基部はややくさび形、縁には浅い鈍鋸歯がある。質は革質で表面は光沢があり、普通両面とも無毛。花は枝の上部の葉腋から長さ3~8cmの総状花序を出し、下向きに多数の花をつける。花冠は白色または赤みを帯び、壺状鐘形、長さ5~7mm、先はやや狭まって浅く5裂し、裂片は三角形でやや反曲する。雄しべは10本、花糸には軟毛があり、花柱は花冠から少し突き出る。果実(液果)は球形で径5~6mm、黒紫色に熟して粉白を帯び、甘酸っぱく食べられる。 

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