ミヤマコナスビ  '01  '05


                                                 ’05.6.12撮影 西臼杵郡(宮崎県)

↑花冠の基部が僅かに赤いものと↓そうでないものがあります。



                               ’05.6.12撮影 西臼杵郡(宮崎県)



                              ’05.6.12撮影 西臼杵郡(宮崎県)

花冠の先が尖って、細いもの。



                                  ’05.6.12撮影 西臼杵郡(宮崎県)

茎や萼は屈毛が生えています。萼は倒披針形です。



                                 ’05.6.12撮影 西臼杵郡(宮崎県)



                                 ’05.6.12撮影 西臼杵郡(宮崎県)


コナスビは日当たりが良いところで見かけますが、ミヤマコナスビは湿った日陰を好むようです。
といっても、ミヤマコナスビは宮崎県の2カ所でしか見たことがないのですが。
図鑑には花の直径が1cm程度と書いてあるのですが、1~1.5cmくらいあり、裂片の形は様々です。
オニコナスビとサイズ的には変わりないように思います。




                                  ’01.6.9撮影 西臼杵郡(宮崎県)

2箇所の観光地で偶然見つけました。
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 Lysimachia tanakae Maxim.
ミヤマコナスビ(深山小茄子)/ サクラソウ科 オカトラノオ属 多年草/ 6~7月  / 紀伊、四国、九州
山地の林内。全体に軟毛があり、茎はつる状に長く伸び地上をはう。葉は対生、卵円形で、長さ、幅とも1~2cm。先は円くわずかに尖るか円く、基部は浅い心形、全縁。若い時は軟毛があるが、その後やや無毛となり、葉肉内に黒い腺点と腺条がある。葉柄は長さ5~15mm。花は茎の上部の葉腋ごとに1花つく。花冠は黄色、径1~1.5cm、5深裂し裂片は披針状長楕円形、黒点がある。萼は5深裂し、裂片は倒披心形で先はやや鈍頭。雄しべは5個。花柄は2~3.5cm、果実(蒴果)は球形。

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