ミツバツチグリ




3小葉が特徴です!
よく似たキジムシロは小葉が5~9個で全体に毛が少ないです。
またツチグリは小葉が3~7個で裏面が白綿毛に覆われています。
参考< キジムシロ ・ ツチグリ


花はキジムシロとそっくりなので、その場で葉をチェック!
撮影した画像では識別できないことがあります。
3小葉だけだったらミツバツチグリなんですが、
かたまって咲いていると、3葉の下の葉がが隠れていることがあって、識別が厄介です。

’20.5.8撮影 篠栗町(福岡県)

 Potentilla freyniana Bornm.
ミツバツチグリ(三葉土栗) / バラ科 キジムシロ属 多年草 / 4~6月 / 日本全土
日当たりの良い山野。草丈15~30cm。根茎は太く肥大する部分があり、匐枝を出す。葉は3小葉で葉は長楕円形~卵形、縁には鋸歯がある。匍枝につく葉は少し小さい。花は花茎の先に十数個つき、黄色の5弁花で、径1~1.5cm。花床は有毛。果実(そう果)は卵形。 
<近縁種>
エチゴキジムシロ : 本州北部の日本海側に分布し、小葉は5枚。
キジムシロ:北海道-九州に分布。小葉は5~7枚。
イワキンバイ :北海道-九州に分布し、山地の岩上に自生、小葉は3-5枚。
ツルキンバイ : 本州(関東以西)-九州に分布し、長い匐枝を出す、小葉は3枚、まれに5枚。
ミヤマキンバイ : 北海道、本州北部に分布し、高山の岩礫地に自生、小葉は3枚。

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