コツクバネウツギ (別名キバナツクバネウツギ、ロッコウキバナコツクバネ)


                ’02.5.19撮影 白鳥山(宮崎県)

ツクバネウツギより花が小さく、萼片が2か3個ついています。



                                 ’02.5.19撮影 白鳥山(宮崎県)





                             ’01.5.26 白岩山(宮崎県)

長さ1.5cmくらいの黄色の花が可愛いです。
萼片は3個です。



                             ’01.5.26 白岩山(宮崎県)

ツクバネウツギの仲間は萼片のチェックが必要です。
5裂かな、3裂かな。識別の手がかりになります。


キバナツクバネウツギ ’03.6.8 天狗高原
            ’03.6.8撮影 天狗高原(高知県/愛媛県)


キバナツクバネウツギ ’03.6.8 天狗高原
                       ’03.6.8撮影 天狗高原(高知県/愛媛県)

キバナツクバネウツギはコツクバネウツギの別名になっていました。




                            ’24.5.20撮影 愛知県北設楽郡

ツクバネウツギに比べると花冠の長さは半分くらい、萼片がが2~3裂と少ないです。
ツクバネウツギの花冠の長さは2~3cm、萼片は5個
コツクバネウツギの花冠の長さは1~2cm、萼片は2~3個



                             ’24.5.20撮影 愛知県北設楽郡

花冠の色は黄白色ばかりでなく帯淡紅色のものもあるようです。



                              ’24.5.20撮影 愛知県北設楽郡
< 参考:ツクバネウツギ >  
  ※Ylistでは キバナツクバネウツギ、ロッコウキバナコツクバネは別名になっていました。
 Abelia serrata Siebold et Zucc.
コツクバネウツギ(小衝羽根空木)/スイカズラ科 ツクバネウツギ属 落葉低木/5~6月/本(中部以西)~九
  丘陵地の雑木林や岩場、ときに石灰岩地や蛇紋岩地。高さ1~2m。枝はよく分枝し、樹皮は灰白色~灰褐色で、不規則に裂ける。葉は対生し、卵形~卵状披心形で長さ2~5cm、幅1~2cm。先は急に細くなって鈍頭、基部はくさび形で、縁にごくわずかに不揃いの鋸歯がある。両面とも有毛で、裏面脈上には開出毛が密生する。花は若枝の先に2~6個集まってつき、黄白色~帯淡紅色。花冠は漏斗状で長さ1~2cm、先端は浅く5裂する。萼は基部まで2~3裂し、鈍頭あるいは凹頭か2浅裂する。果実(そう果)は細い筒状で長さ8~10mm。 

コツクバネウツギの萼片は2~3個。花冠の長さ1~2cm。
ツクバネウツギの萼片は5個、同長。花冠の長さ1.5~3cm。
オオツクバネウツギの萼片は4~5個(5個の場合1個が小さい)。花冠の長さ3~4cm。

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