ミドリハコベ


            ’13.4.28撮影 みやき町(佐賀県)

茎は緑色で、この個体は雄しべが8個あります。
よく似たコハコベは茎が赤紫を帯びることが多く、雄しべは1~7個のようです。
両者の決定的な識別ポイントは種子の突起。
ミドリハコベは種子の突起が鋭く尖るそうです。



                  ’13.4.28撮影 みやき町(佐賀県)

参考 : コハコベ
 Stellaria neglecta Weihe
ミドリハコベ(緑繁縷) / ナデシコ科 ハコベ属 1~2年草 /  3~9月 / 日本全土
  ごく普通に見られる。全体にやわらかでよく分枝して高さ10~30cmになる。葉は対生し、卵形で上部の葉は
  無柄。花は直径6~7mmで花弁が基部近くまで2裂するので10弁のように見える。花柱は3個。雄しべの数は
  5~10個。茎は緑色が多い。よく似たコハコベは雄しべの数が1~7個、茎は帯赤紫色で葉が小さい。 確実な
  識別点は果実の突起で、ハコベはとがった突起がある。
<よく似たものの比較>
コハコベ
イヌコハコベ
ミドリハコベ
ウシハコベ
ノミノフスマ
花弁と萼が同長。茎は帯赤紫色で葉は小さめ。雄しべ1~7個。花柱は3個。果実の突起は鈍形。
花弁がない。
花弁と萼が同長。茎は緑色で葉は大きめ。雄しべは5~10個。花柱は3個。果実の突起は鋭い。
花弁と萼が同長。茎の節が暗紫色。全体に大きめ。花柱は5個。
花弁が萼より長い。

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