オオバナノミミナグサ


                                     ’15.6.12撮影 白老町(北海道)




全体に長毛が多く、
花弁の長さは長さ12~15mmで、萼片の1.5~2.5倍長です。


                                   ’15.6.12撮影 白老町(北海道)

やや末期ではありましたが、大きいミミナグサ系の花が群生していました。
紛らわしいオオミミナグサは海岸に生えますが、
花弁の長さが5~9mmで、茎があまり立ち上がらないことで区別できるそうです。




オオバナノミミナグサ ’06.7.9撮影 天売島(北海道)
                    ’06.7.9撮影 天売島(北海道)


オオバナノミミナグサ ’06.7.9撮影 天売島(北海道)
                                ’06.7.9撮影 天売島(北海道)

花が大きく綺麗なので、園芸種かしらと思ってしまいます。
玄界灘沿岸のゲンカイミミナグサの母種だそうです。

<参考:ゲンカイミミナグサ>

 Cerastium fischerianum Ser. var. fischerianum
オオバナノミミナグサ(大花耳菜草)/ ナデシコ科 ミミナグサ属 多年草/6~8月/北海道·本州(東北地方北部)
海岸の岩礫地。高さ15~60cmの多年草。全体に軟毛がある。茎は叢生し、長毛と腺毛が混生する。葉は柄がなく、卵形~長楕円状披針形、先は鈍形、長さ1~5cm、幅3~10mm。花はまばらな集散花序となり、花柄は長さ1~3cm。雄蕊は有毛。萼片は長楕円形、先は鈍形で、毛が多く、長さ6~8mm。花弁は5個、白色、倒卵形、長さ約12mmで、2浅裂する。蒴果は下を向き、長さ12~15mmで、10歯がある。種子は円形、円錐状の鋭い突起があり、径1~1.2mm。

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