内面基部に黄緑色の蜜腺溝があり、蜜腺の周囲には細い毛が短めに生えています。 イヌセンブリ、ムラサキセンブリは毛むくじゃらなので、蜜腺溝がほとんど見えません。 蜜腺溝の色はアケボノソウに似てますが、アケボノソウの蜜腺溝には毛が生えていません。 蜜腺溝の長毛はどんな役目をしているのでしょうね。 ムラサキセンブリの丘にはセンブリも遠慮気味に咲いています。 アリノトウグサが真っ赤に紅葉し、 センブリたちのまわりを飾ってくれました。 さっきまでニコニコ顔だったセンブリたちですが、夕方になり閉じ始めました。 群生しているところはまだたくさんありますが、数年前より少なくなりました。 イヌセンブリは湿地なので、環境が違いますが、センブリ、ムラサキセンブリは似た環境に生育します。 花のサイズは大小あり、たまに白っぽいムラサキセンブや、大きめのセンブリを見つけると悩むことがあります。 そのときは、蜜腺溝を見ることにしています。 センブリは2個の蜜腺溝がハッキリ見え、他の2種は蜜腺溝は目立たず、まわりの毛はもじゃもじゃです。 <センブリ・イヌセンブリ・ムラサキセンブリの花比較> 平尾台(福岡県) |
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