ニガナ

ニガナ ’02.05.26 平尾台
                        ’02.5.26 平尾台(福岡県)

舌状花はふつう5枚なんですが、6~7個のこともあります。
舌状花の数が8~10個と多いものはハナニガナといいます。

 Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev subsp. dentatum
ニガナ(苦菜) / キク科 ニガナ属 多年草 / 5~7月 / 日本全土
茎や葉を切ると苦みのある乳液がでることによる。日当たりのよいところ。茎は直立して高さ20~50cmになる。根生葉は長い柄があり、葉身は長さ3~10cm、幅0.5~3cmの広披針形〜倒卵状長楕円形。茎葉はやや短くて柄はなく、基部はまるくはりだして茎を抱く。枝先に直径約1.5cmの黄色の頭花をつける。舌状花は5~7個。総苞は長さ7~9mmの円筒形。外片は非常に小さく、鱗片状になっている。そう果は長さ3~3.5mmの紡錘形。
ハナニガナは舌状花の数が8~10個と多い。ハイニガナは水田の畦に生え走出枝を出す。

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