センブリ

                                         ’07.10.23撮影



                                            ’07.10.23撮影



                      ’07.10.23撮影


ムラサキセンブリの丘にはセンブリも遠慮気味に咲いています。
アリノトウグサが真っ赤に紅葉し、
センブリたちのまわりを飾ってくれました。


センブリ ’05.10.15撮影 北九州市
                          ’05.10.15撮影


さっきまでニコニコ顔だったセンブリたちですが、夕方になり閉じ始めました。
群生しているところはまだたくさんありますが、数年前より少なくなりました。


センブリ ’04.10.23撮影 平尾台
                             ’04.10.23撮影

センブリさんの多い草地は、踏みつけないように歩くのがたいへん。
あっちも、こっちもニコニコ顔。



平尾台にはセンブリ、イヌセンブリ、ムラサキセンブリが自生しています。
イヌセンブリは湿地なので、環境が違いますが、センブリ、ムラサキセンブリは似た環境に生育します。
花のサイズは大小あり、たまに白っぽいムラサキセンブや、大きめのセンブリを見つけると悩むことがあります。
そのときは、蜜腺溝を見ることにしています。
センブリは2個の蜜腺溝がハッキリ見え、他の2種は蜜腺溝は目立たず、まわりの毛はもじゃもじゃです。

<センブリ・イヌセンブリ・ムラサキセンブリの花比較>



平尾台(福岡県)
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 Swertia japonica (Schult.) Makino
センブリ(千振)/ リンドウ科 センブリ属  2年草 / 9~11月 / 北海道(西南部)~九州 
   古くから胃腸薬としてよく知られる。全草を煎じて千回振り出してもまだ苦みがあることからついた名。
   日当たりのいい草地。花冠の長さ1.5cmほど、5深裂する。白色で紫脈がある。日が当たらないと開かない。
 <よく似たもの>
  イヌセンブリ : 湿地に生え、葉の幅が広く花冠の内側の毛が長い。苦みはない。
  ムラサキセンブリ : 花は淡紫色。西日本に多い。

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