トガスグリ


                            ’06.6.17撮影 八ヶ岳(長野県)




                                                        ’06.6.17撮影 八ヶ岳(長野県)
コマガタケスグリは花序にたくさん花をつけ垂れ下がっていましたが、
こちらはやや上を向いてまばらです。
画像を原サイズで見ると、驚くほど花軸や花柄などに腺毛がびっしり生えています。
図鑑を見ると、真っ赤に熟した液果にもその腺毛が残っています。

トガスグリ(栂酸塊) / ユキノシタ科 スグリ属 落葉低木 / 花期5〜6月 果期8月 / 北、本(中部地方以北)、四 
  葉は互生、掌状に3〜5中裂し、縁に粗い重鋸歯。葉の表はほぼ無毛、ふちと裏面の脈は腺毛と短毛が生える。総状花序に
  小さな黄緑色の花をまばらにつける。萼片は5個、長さ2.5〜3mmで平開し反り返る。花軸、花柄、子房に軟毛と腺毛を密生。
  液果は球形で7〜8月に赤黒色に熟す。表面には腺毛が残る。

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