ミヤマスミレ? 




花は側弁の基部が無毛で花弁が細いので、ミヤマスミレかな。
しかし、葉の形がヒナスミレっぽいのです。
周囲の群生している葉はミヤマスミレっぽい葉(丸みのある心形)と
ヒナスミレのような葉(先が細くとがる長卵形)が混じっていて、悩みます。
典型的なヒナスミレは側弁の基部にまばらに毛があるので、ミヤマスミレとしておきます。













もっとたくさん咲いている頃だと思っていたのですが、葉はあっても花がありません。
遅かったのかな?

’13.6.12撮影 八ヶ岳(長野県)
  Viola selkirkii Pursh ex Goldie
ミヤマスミレ(深山菫)l / スミレ科 スミレ属 ミヤマスミレ類 / 5~6月中旬 / 四、本、北
  北海道以外は標高の高い林内。草丈3~10cm。葉は心形~卵状披針形で長さ2~4cm、鋸歯は粗くて
  目立つ。葉質は薄くて軟らかく、両面とも明るい緑色。花は直径1.5~2cm、花弁は紫紅色。側花弁は
  無毛。葉の葉脈に沿って白い斑の入る品種をフイリミヤマスミレという。 
  Viola tokubuchiana Makino var. takedana (Makino) F.Maek.
 ヒナスミレ(雛菫) / スミレ科 スミレ属 ミヤマスミレ類 / 4上~5月上 / 北(南部)~九(中部以北)
  半日陰に多い。花期の草丈は3~8cm。 葉は 長卵形~披針形で先は細く尖り、鋸歯が目立つ。葉を水平に広げる。
  花は淡紅紫色。直径1.5~2cm。側弁の基部はまばらに毛がある。花枝は短め。 花柱上部はカマキリの頭形。
  斑が入る品種はフイリヒナスミレ、白花品種をシロバナヒナスミレ、途中に小株をつけるものをイヌガタケスミレ
  という。変種のエゾヒナスミレは北海道南部に分布し、全体に小型。
                                                                         
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