アズマレイジンソウ


                  ’18.9.3撮影 茅野市(長野県)



                                     ’18.9.3撮影 茅野市(長野県)



                ’18.9.3撮影 茅野市(長野県)






                  ’12.8.31撮影 茅野市(長野県)


↓拡大してみました。

                 ’12.8.31撮影 茅野市(長野県)


レイジンソウとの違いは
花柄や上萼片の毛がレイジンソウは開出毛で、アズマレイジンソウは曲毛、または無毛。
レイジンソウの上萼片は開出毛がハッキリしていますが、アズマレンジンソウは無毛に近いように見えます。
自生地での印象ではレイジンソウよりやや花が小さめで、全体にひ弱な感じでした。


                    ’12.8.31撮影 茅野市(長野県)

Aconitum pterocaule Koidz. 
アズマレイジンソウ(東伶人草)/キンポウゲ科 トリカブト属 多年草/8~10月/本州(東北~近畿地方の主に太平洋側)
 
 林縁、林内。草丈20~100cm。茎は直立~やや斜上し、上部で分枝する。葉は花時にも残り、葉身は腎円形、長さ5~16cm、幅6~19cm。5~7中裂し、裂片には粗い鋸歯があるか羽状浅裂、鋸歯は卵形~披針形。葉柄は長さ20~40cm。花は枝先に長さ5~20cmの総状花序になり、3~15個程度つく。花冠は淡紅紫色~淡青紫色、長さ1.8~2.7cm。花弁の舷部は長さ約2mm、距に向かって次第に細くなり、筒状部は長さ約1mm。距は細くて長く、長さ4~5mm。唇部は長さ約2mm、鋭頭で反り返らない。上萼片は円筒状僧帽形、花柄とともに屈毛が生える。 花柄は長さ3~15mm、斜上する。雄しべは無毛、雌しべは3個、無毛または屈毛がある。果実(袋果)は長さ1~1.5cm、直立する。

東北地方~関西地方の太平洋岸に生えるものはアズマレイジンソウとされた。
 アズマレイジンソウは上萼片や花柄が無毛または屈毛、レイジンソウは開出毛と腺毛が生える。

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