キヌガサソウ
花も葉も大迫力!
大きな葉が8〜10枚輪生し、その中心に
大きな白い花が1つつきます。
皇族の行列にさしかけられた絹張りの傘にたとえられた名前が頷けます。
白い花が盛りをすぎると淡紅色〜淡緑色へと変わります。↓
’02.7.6撮影 栂池自然園(長野県)
キヌガサソウ
(衣笠草) / ユリ科 ツクバネソウ属 多年草 / 6〜8月 / 本州(中部地方以北)
亜高山帯の湿った草地や林床。草丈30〜80cm。茎は太く、葉は倒卵状楕円形または広披針形で、長さ20〜30cm。
8〜10個が輪生する。花は茎頂に1個、黄白色でのちに淡紅色から淡緑色になる。花弁は普通8個。果実は直径2cm、
熟すと暗紫色になり、香りがよく甘みがある。和名の由来は傘状に広がる葉を、昔、貴人に差しかけた衣笠に例えたもの。
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