ハクサンハタザオ

ハクサンハタザオ ’01.4.28 十種ヶ峰


同じようなところに生えるミヤマハタザオは角果が数珠状にくびれない。

’01.4.28 十種ヶ峰(山口県)
 

   *APG分類体系、従来の分類ではヤマハタザオ属
Arabidopsis gemmifera
ハクサンハタザオ(白山旗竿) / アブラナ科 ヤマハタザオ属 多年草 / 北、本、四、九
  山地。草丈は10~30cm。茎は株状で、毛は無いかまたはあり、軟弱で、花後に倒倒れて、節から新苗を生じる。根生葉には短い柄があり、頭大羽状に裂け、長さ2~7cm、幅8~15mm。茎葉は細く、羽状に中裂するか鋸歯縁で、長さ1~4cm。上部で花茎を分枝し、茎先に総状に4弁の白から淡紅紫色の花を付ける。花弁は倒卵形で長さ5~6mm、萼片は楕円形で粗い毛がある。総状花序は花後に伸び、疎らに果実を付ける。果実は、長角果で線形、数珠状にくびれ、長さ1.5~2cm、無毛。 

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