ミヤマモジズリ

 






’03.9.15撮影 天狗高原(高知県/愛媛県)

* 2015年に、本種はミヤマモジズリ属 Neottianthe から、Hemipilia 属に組み替えられた。
Hemipilia cucullata (L.) Y.Tang, H.Peng et T.Yukawa
ミヤマモジズリ(深山文字摺)/ ラン科 Hemipilia 属 多年草 / 7~9月 / 北、本(中部地方以北)、四
  亜高山や深山の針葉樹林縁、沢沿いの湿った岩上。草丈10~20cm。葉は普通根元に2個つき、葉身は長楕円形~楕円形、長さ3~6cm、幅1~2.5cm。茎の上部には線形の鱗片葉がつく。花は総状に一方向いてらせん状に多数つき、淡紅色。苞は披針形。萼片と側花弁は狭披針形、長さ6~8mm、兜状になる。唇弁は狭い楔形、長さ7~8mm、3裂し、基部に紅紫色の斑点があり、表面には微突起がある。距は前方に湾曲し、長さ5~6mm。蕊柱は長さ約1mm。花粉塊は淡黄色。 

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