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高山の草地や礫地。草丈7~14cm。短い地下茎が分枝して株を作る。茎は直立し、白毛を散生する。葉は対生、4~6対つき、葉身は卵状楕円形~楕円形、長さ1~2cm、幅0.5~0.3cm。先は先はやや尖り、縁に先の鈍い鋸歯があり、両面に白毛が疎らに生える。葉柄はない。花は茎の先に短い花序を作り、数個の花をつける。花冠は皿形で4裂し、淡青紫~淡紅紫色で、径5~6mm。雄しべは2個、花柱は長さ1~2mm。萼は4深裂し、裂片は狭長楕円形で鋭頭。果実(蒴果)は楕円形~広倒卵形で先端が凹み、扁平で短毛が疎らに生え、長さ約6mm、幅約4.5mm。白花品をシロバナヒミクワガタという。 |