ムシトリスミレ



花は唇形で後方には細長い距があります。
遠目で見るとスミレに見えますが、近づくとやっぱり可憐さがありません。
粘液と内側に巻き込んだ葉の形で、小さな虫は脱出不可能ですね。




’03.7.12撮影 白馬岳(長野県)
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 Pinguicula macroceras Pall. ex Link
ムシトリスミレ(虫取菫)/タヌキモ科 ムシトリスミレ属 多年草の食虫植物/7~8月/北、本(中部以北)、四
低山帯~高山帯の湿った草地、岩場。花は一見スミレに似ており距もあるが、花弁が合着しており、スミレとの類縁は遠い。縁が内側に巻き込まれた根生葉の表面から粘液が分泌され、昆虫を捕獲する。高さ5~15cm。葉は長楕円形で長さ3~5cmで葉柄はない。花は唇花型で、紫色、後方に細長い距を出す。花色は淡紫色から濃紫色までと差異が大きく、白花変種(シロバナムシトリスミレ)もある。

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