ヤマブキソウ


                          ’19.5.8撮影

’03年のルートほど群生していませんが、こちらも咲き誇っていました。



                                         ’03.5.10撮影



                                       ’03.5.10撮影

林内は一ヶ月前とは別世界。
ヤマブキソウが林内に浮かび上がります。


 皿ヶ嶺(愛媛県)
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  *APG分類体系、従来の分類ではクサノオ属
 Hylomecon japonica (Thunb.) Prantl et Kündig
ヤマブキソウ(山吹草)/ ケシ科 *ヤマブキソウ属 多年草 / 4~6月 / 本州~九州
山野の林内。根出葉は奇数羽状複葉で長い葉柄がある。小葉は5~7個で、長さ1.5~5cm、幅1.2~3cmの広卵形または楕円形になり、先端はとがり、縁は切れ込みと細かい鋸歯がある。茎は高さ30~40cmになり、茎の上部に少数の茎葉がつき、小葉の数は1~5個、ふつう3個つく。上部の葉腋に長さ4~6cmの花柄をもつ黄色い花を1~2個つける。緑色の萼片は長さ15~17mmで2個あり、開花直前に落ちる。花弁は4枚で長さ2~2.5cm。雄蕊は多数。花柱は短く、柱頭は2裂する。果実は蒴果で、径3mm、長さ3~5cmの線形になり、やや多数の種子が入る。和名は花の色がヤマブキに似ることによる。上部の葉が深く羽状に裂け、裂片にさらに深い切れ込みのある品種をセリバヤマブキソウという。

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