テバコマンテマ
やっぱり早すぎたんだと諦め気分で下山中、風に揺れる小さな花を発見!
こうなったら危険は二の次です。
風の強い岩場に何とかたどり着き、弱々しい白い花と対面したときは胸がジーンとしました。
マンテマというと萼筒のふっくらした花を想像しますが、
テバコマンテマはお尻がスマート、まだ見ぬタカネビランジに似ているのかしら。
絶えず揺れ動く可憐な花をファインダー越しに見つめ、祈るようにシャッターを切りました。
’05.8.3撮影 四国(愛媛/高知県)
テバコマンテマ
(手箱まんてま) / ナデシコ科 マンテマ属 多年草 / 7〜9月 / 四国
山地の岩場。草丈20〜60cm。茎はやや株状で、下部は斜上し上部は直立し、下向きの毛がある。
葉は対生し、卵形で長さ2〜4cm、先は鋭尖形、両面無毛で縁に毛がある。葉柄は短い。花は茎頂
に集散花序にまばらにつき、直径約1.7〜2.5cm。花弁は白色で5中裂し、先は2浅裂する。
萼は鐘形で緑色。果実(刮ハ)は卵形で短い柄がある。
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