シチョウゲ









川岸に咲いているはずなのに....ない!
かなり気持ちが沈んできたころ、視線の端にピンク色をキャッチ。
まぁ 可愛い!

正面から見ると、イナモリソウ風ですが、横から見るとオシロイバナ風。
少し退いて見ると、ハクチョウゲ風。
川の水域が高いときは陥没するような河原の岩上がどうして好きなんでしょう。


  ’02.10.12撮影 四万十町(高知県)

 Leptodermis pulchella Yatabe
シチョウゲ(紫丁花)/ アカネ科 シチョウゲ属 落葉低木 /7~8月 /紀伊半島、兵庫県、高知県
川岸の岩上。高さは20~70cmになり、多くの細い枝を出す。葉は対生し、狭長楕円形から狭披針形で先端も基部も尖った形をしており、長さ15~35mm、幅3~8mm、表面は無毛、裏面は脈の上に短い毛がある。葉柄は長さ1~3mm。花は頂生及び腋生、1~10数個つく。花柄は短く、小花柄はごく短いかほとんど無い。花の基部に苞葉が2枚あり、互いに癒合して萼を包んでおり、長さ2mmで、先端は2裂している。萼は筒状で先端が5つの裂片に分かれ、それぞれ広三角形で先端が尖る。花冠は紅紫色、漏斗状で先端は5裂して開く。筒部の長さは15~20mm、裂片は広卵形で長さ3mm、先端はやや尖る。花冠の筒の内側には柔らかな毛が密生する。雄しべは5個、短い柄があり、花筒の内側の上の方に付く。柱頭の先端は5裂する。蒴果は長さ5mm、長楕円形で先端に萼の裂片が残る。種子は長楕円形で長さ3mm。

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