クサノオウバノギク




日差しがないと開かない花だということはわかっていたのですが、
雨の中、自生地へ行ってみました。
株数はたくさんあったのですが、5弁の舌状花はどれも閉じて、うなだれています。
開くと花はニガナに似ています。





和名は葉の形がケシ科のクサノオウに似ていることからついたそうです。
↓ 参考までにクサノオウはこんな葉です。そんなに似てるとは思えないのですが。


*APG分類。従来の分類ではオニタビラコ属 
Crepidiastrum chelidoniifolium (Makino) Pak et Kawano
クサノオウバノギク(瘡の王葉の菊)/キク科 *アゼトウナ属 多年草/8~11月/本(関東、中部、近畿地方)、四
 山地の苔むした岩上など。高さは15~45cm。葉は薄く羽状に細裂する。 花は茎頂や上部の葉腋に散房状に数個付ける。花冠は黄色で5弁、直径1cmほど。冠毛は白色で長さ約4mm。和名は切れこんだ葉がケシ科のクサノオウに似ていることから。

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