ギンリョウソウモドキ (アキノギンリョウソウ)


                    ’03.9.14撮影 堂ヶ森(愛媛県)


ギンリョウソウとよく似ていますが相違点は花期が3ヶ月くらい遅く、果実はさく果でのち上を向くこと。
ギンリョウソウの果実は液果で下を向いたまま熟す。



                      ’03.9.13撮影 横倉山(高知県)


まだ横を向いていますが、暫くすると上を向くようです。


ギンリョウソウモドキの果実 ギンリョウソウモドキの果実
                      ’02.10.13撮影 天狗高原(高知県/愛媛県)


真っ直ぐ上を向いた果実がニョキニョキ!
ギンリョウソウモドキ? シャクジョウソウ?
1茎1果なので、ギンリョウソウモドキですね。
花のときはギンリョウソウに似ていますが、果実になるとシャクジョウソウ↓に似ています。


<参考>
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Monotropa uniflora L.                        *APG分類体系、従来の分類ではイチヤクソウ科
ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬) / *ツツジ科 シャクジョウソウ属 菌従属栄養植物 /8~9月/ 本州~九州
  別名アキノギンリョウソウ。山地のやや暗い林下。草丈10~30cm。。全体に白色で、鱗片葉は卵状楕円形で、先
  に不規則な歯牙がある。花は白色で、茎頂に1個下向きに咲く。花弁は3~5個で、長楕円形、長さ1.5~2cm。
  先が広がり、縁に不規則な歯牙がある。萼片は3~5個、卵状楕円形または披針状長楕円形、上部の縁に不規則な歯牙
  がある。花弁、萼片とも内面に軟毛が生え、外面には密着した短毛が密生する。花柱は太くて短く、長さ2~3mm、
  小胆は広がって柱頭となり、黄褐色。果実(蒴果)は上向きになり、球形~球状楕円形、長さ1~1.5cm。
  よく似たギンリョウソウは液果となる。

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