ニガナの白花 と シロバナニガナ

< ニガナの白花 >
シロバナニガナ ’02.6.16 三瓶山
                                                      ’02.6.16 三瓶山 (島根県)

花弁が6枚なので、ニガナの白花。
以前はシロニガナはニガナの白花品種だったのですが、
*APG分類体系ではニガナの別名になり、分けない分類になっていました。


<シロバナニガナ>
シロバナニガナ ’02.6.16 三瓶山
              ’02.6.16 三瓶山(島根県)

花弁が9枚なので、シロバナニガナ。
シロバナニガナの黄色品種をハナニガナというようです。
Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev subsp. nipponicum (Nakai) Pak et Kawano var. albiflorum (Makino) Tzvelev 
シロバナニガナ(白花苦菜)/ キク科 ニガナ属 多年草 / 5~7月 / 日本全土
草丈は40~70cm。茎は細く直立してよく分枝する。葉は長さ3~10cm、幅1~3cm。茎葉の基部は毛状の鋸歯があり、茎を抱く。頭花は、径約2cm、舌状花だけがつき、7~11個の白色の舌状花が付く(ニガナは舌状花が5~7個)。総苞は長さ7~8mm。果実は痩果で、冠毛が付く。ハナニガナはシロバナニガナの黄花品種。
 Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev subsp. dentatum synonym Ixeris dentata (Thunb.) Nakai
ニガナ(苦菜)/ キク科 ニガナ属 多年草 / 5~7月 / 日本全土
  別名シロニガナ。茎や葉を切ると苦みのある乳液がでることによる。日当たりのよいところ。茎は直立して高さ20~50cmになる。根生葉は長い柄があり、葉身は長さ3~10cm、幅0.5~3cmの広披針形〜倒卵状長楕円形。茎葉はやや短くて柄はなく、基部はまるくはりだして茎を抱く。枝先に直径約1.5cmの黄色、稀に白色の頭花をつける。舌状花は5~7個。総苞は長さ7~9mmの円筒形。外片は非常に小さく、鱗片状になっている。そう果は長さ3~3.5mmの紡錘形。

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