サンインシロカネソウ












道路脇にサンインシロカネソウが!
こんな日当たりの良い場所に!
いつも水がしたたり落ちているような苔むした岩壁に咲く植物だと思っていました。
もう少し日射しが柔らかかったら、おしとやかに見えたのに。

’08.4.30撮影 岡山県
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 Dichocarpum ohwianum
サンインシロカネソウ(山陰白銀草)/ キンポウゲ科 シロカネソウ属 多年草 / 3~4月  / 島根~福井県
主に日本海側。別名:ソコベニシロカネソウ。草丈10~20cm。花後地上を横走する匐枝を出す。根出葉は1~3個あるかまたは無く、頂小葉は扇形~広卵形、長さ0.7~2.5cm、幅0.6~2.2cm。中部の茎葉は対生し、頂小葉は扇形~広卵形、基部はくさび形~切形、縁は粗い鋸歯縁。葉柄は基部で合着する。花は茎頂か上部の葉腋から2~数個が集散花序につくか単生し、径6~8mm、点頭する。花弁状の萼片は5個、楕円形~広楕円形で斜上し、黄白色で背面は赤紫色を帯び、長さ5~8mm、幅2~4mm。花弁は5個、舷部は広楕円形で1片からなり、内曲して皿状になり、オレンジ色で柄(爪部)は紅紫色。雄しべは多数、葯は白色。雌しべは2個、基部でわずかに合着し、柱頭は針状。果実(袋果)は熟す頃は広がって魚の尾のようになり、長さ約0.9mm。

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