タマガワホトトギス  '01  '05  '10

タマガワホトトギス ’01.7.19 乗鞍高原
タマガワホトトギス ’01.7.19 乗鞍高原
                      ’01.7.19 乗鞍高原(長野県)

タマガワは玉川で多摩川ではありません!
京都府井出の玉川はヤマブキの名所として知られており、
黄色を表現するのに玉川が使われたようです。
玉川で初めてこのホトトギスが発見されたとか多いということではないようです。





                                ’05.8.3撮影 寒風山(愛媛/高知県)



                                ’05.8.3撮影 寒風山(愛媛/高知県)

左奥のサワオトギリさんの鮮やかさにまけてますよ。




                             ’10.7.14撮影 世界谷地原生花園(宮城県)



                             ’10.7.14撮影 世界谷地原生花園(宮城県)

タマガワホトトギスの蕾がたくさんあるので1つくらい咲いているのではと思っていたら、
やっぱり咲いていました。
しかし、小雨も落ちて林内はかなり暗く、苦しい撮影となりました。
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 Tricyrtis latifolia Maxim.
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草) / ユリ科 ホトトギス属  多年草/ 7~9月/ 本、四、九
山地の谷沿い、湿った林内。草丈40~80cm。葉は広楕円形で長さ8~18cm。先は急に尖り、基部は心形で茎を抱く。茎や葉に毛はない。花は茎頂と上部の葉腋に散房花序につき、花被片は黄色で斜めに開き、内側には紫褐色の斑点がある。長さは約2cm、3個の内花被片は長楕円形、3個の外花被片は広長楕円形で内片よりはるかに幅広く、基部に大きなふくらみがある。雄しべ6個で、上部で反り返って葯を外向きにつける。花柱の先は3つに分かれ、各枝の先はさらに2裂し、粒状の毛があり紫色の斑点がある。果実は披針形体の蒴果で3稜があり、胞間裂開(心皮の合わせ目で裂ける)する。 

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