ズミ


                 ’24.5.22撮影 菅平湿原(長野県)

蕾のときは赤いのに、開花すると真っ白な花になってしまうのは何故でしょう。



                                 ’24.5.22撮影 菅平湿原(長野県)















湿原に入ると、満開のズミにうっとり!
全部ズミかどうかはわかりませんが、立ちこめてきた霧とズミの花で湿原が白っぽく見えます。
赤い蕾と開花した真っ白な花がまじって美しいです。

名前の語源は、果実が酸っぱいことから「酸実」、
染料に使われたことから「染み」が転じたともいわれています。

’13.6.11撮影 入笠湿原(長野県)

 Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese
ズミ(桷、酸実) / バラ科 リンゴ属 落葉小高木 / 花5~6月 果実9~10月 / 北、本、四、九
別名コリンゴ、コナシ、ミツバカイドウなど。日当たりの良い山地、湿原など。リンゴに近縁な野生種。高さ6~10m。葉は互生、長楕円形または卵状長楕円形、先は尖り、鋸歯があり、分裂葉がまじる。花は短枝の先に散形花序を出し、直径2~4cmの白色の花を4~8個つける。果実は球形で秋、赤く熟す。樹皮から黄色の染料がとれる。 

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