サンリンソウ


                            ’24.5.22撮影 長野県上田市

この湿原ではサンリンソウを探したのですが、想定外にニリンソウが群生していて、見つけられず、
スタート地点に戻ってしまいました。
が、諦めきれず、もう一度探してみると、サンリンソウの小集団が神々しく咲いておりました。



                            ’24.5.22撮影 長野県上田市



                            ’24.5.22撮影 長野県上田市

サンリンソウの根出葉は3出複葉で、各小葉には短い柄があり、
ニリンソウの葉に見られるような、白っぽい斑紋はありません。






                              ’24.5.21撮影 長野県諏訪郡

チチブシロカネソウかな?
僅かですが、きれいな花が残っていました。
下調べしたチチブシロカネソウはもう少し葉が大きく、雄しべの葯が白っぽいく、
淋しげな印象だったのですが、、、。
別のところで撮影したサンリンソウと見比べると、ここの個体もサンリンソウのような。(-_-;)
チチブシロカネソウを探していたので、早合点してしまいました。



                              ’24.5.21撮影 長野県諏訪郡



                              ’24.5.21撮影 長野県諏訪郡



                ’24.5.21撮影 長野県諏訪郡

この花は雄しべが40個くらいあります。



                ’24.5.21撮影 長野県諏訪郡

 Anemone stolonifera Maxim.
サンリンソウ(三輪草)/ キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草 / 5~7月 / 本州(中部以北)~北海道
  林下や林縁。草丈5~50cm。茎は直立し、上部に開出気味の毛がある。葉は1回3出複葉、根出葉は花時も残り、2~5個、小葉は広菱形~広倒卵形、3深裂するか粗い鋸歯があり、各小葉には短い柄があり、側小葉はさらに2深裂する。ニリンソウの葉に見られるような、白っぽい斑紋はない。花は2~4個、散形花序となるか単生し、白色で直径0.8~2cm。花弁はなく、花弁状の萼片は5個、楕円形~倒卵形、長さ5~10mm、幅2.5~6mm。花柄は長さ0.6~6cm、伏毛かやや開出毛がある。雄しべは多数あり、長さ3~5mm、葯は黄色。雌しべも多数ある。 

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