ホソバツルツゲ





苔むした林縁に白い4弁の花をつけた小低木を見つけました。
立ち上がらず、這うように伸びています。
花はありふれていますが、細い葉がちょっと個性的なので、すぐに名前が判るだろうと写真に撮りましたが、
結構手こずりました。撮影地は長野県でしたが、なんと大分県でも見つかっているようです。

’19.7.2撮影 南佐久郡(長野県)

ホソバツルツゲ(細葉蔓黄楊)/モチノキ科 モチノキ属 常緑小低木/6〜7月/本(中部南部,近畿南部)、四、九(大分)
  亜高山帯の樹林内。茎は地を這い、直立しない。葉は互生し、葉身は細長くて長さ2.5〜5cm、幅3〜7mm、葉縁
  には細かい鋸歯がある。葉腋に直径4mmほどの小さな白い花をつける。花弁は5個。果実は直径約6mmの球形で秋に
  赤色に熟す。

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