グンナイフウロ











タカネグンナイフウロかもしれません。


’04.8.8撮影 櫛形山
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グンナイフウロ(郡内風露)/ フウロソウ科 フウロソウ属 多年草 / 6〜8月 / 北、本(中部地方以北)
  郡内は山梨県東部の桂川流域の古名。山地〜亜高山の草地。高さ50cm。葉身は腎形、幅5〜12cmで掌状に5〜7
  深裂し、裂片は菱状倒卵形でさらに浅裂し、2〜4個の鋸歯がある。両面に開出毛があり、裏面には腺毛も混じる。葉柄
  は長さ30cmにもなる。花は茎頂に3〜8個が集散状につき、青紫色〜紅紫色で濃淡があり、直径2.5〜3cm。花柄は
  長さ1〜2cmで水平に伸び、果時に直立する。花序柄と花柄に伏毛と開出する腺毛が密生する。花弁は5個、萼片より
  やや長く、基部付近に白色の軟毛がある。雄しべは10個、葯は青紫色。雌しべは長さ約1cm。萼片は舟形、先は芒状
  に尖り、外面の脈上にに開出毛と斜上毛が密生する。果実(分果)は長さ3〜3.5cm。
  白花をシロバナグンナイフウロという。高山型をタカネグンナイフウロという。
  タカネグンナイフウロは高山の草原に分布し、花の色が濃く、葉の裏面脈上だけに開出毛があることが異なる。

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