ヒロハコンロンソウ













花はこれからという感じでしたが、コンロンソウとの葉の違いは十分にわかりました。
ヒロハコンロンソウは葉の幅広く、鋸歯が深く複雑で、葉柄の基部が耳状に張り出し茎を抱きます。
コンロンソウは葉が細長く、先が尖り、短い鋸歯が並びシャープな感じで、葉柄の基部は耳状に張り出しません。

’17.4.10撮影 東京都



<参考>
コンロンソウ
コンロンソウ ’04.4.25撮影 英彦山山系 

 Cardamine appendiculata Franch. et Sav.
ヒロハコンロンソウ(広葉崑崙草)/ アブラナ科 タネツケバナ属 2年草/  5~7月/ 本州(中部地方以北)
別名タデノウミコンロンソウ。山地の渓流沿い。草丈30~60cm。茎は直立して分枝し、無毛で稜がある。葉は奇数羽状複葉。小葉は5~7個、卵形~卵状楕円形で長さ3~5cmで表面は細毛がある。葉には長い葉柄があり、葉柄の基部は耳状に茎を抱く。花は茎の上部に総状花序に10数個つく。花弁は白色で、長さ約8mm。別名のタデノウミは日光の蓼の海に由来する。 

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