イブキフウロ




花弁の先が切れ込みが特徴だそうです。

’00.8.5撮影 伊吹山(滋賀県)

 Geranium yesoense var. lobato-dentatum
イブキフウロ(伊吹風露)/ フウロソウ科 フウロソウ属 多年草 / 7~8月 / 本州(中部地方)
イブキフウロはエゾフウロの変種として分類されていた。花弁の先が3浅裂する。YListではエゾフウロの変種のハクサンフウロのsynonymとしている。ハクサンフウロは葉や茎の形は基本種のエゾフウロによく似ているが、エゾフウロより茎、葉の毛が少なく、萼は毛が密でない。イブキフウロは花弁の先が3浅裂するが、ハクサンフウロは3浅裂しないことで分けられていたが、変異が多く、ハクサンフウロに含められるようになった。草丈30~60cm。茎は基部で倒伏し、全体に毛が少ない。葉は掌状に5深裂し、裂片はさらに3中裂する。花は直径約2.5~3cm、紅紫色で花弁の先が切れ込む。萼片には開出毛が散生する。 

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