カザグルマ

カザグルマ ’03.5.25 双三郡


最後の一輪のようです。
まわりはもう萼片が落ちて花柱だけになっています。


カザグルマ ’03.5.25 双三郡


花弁のように見えるのは萼片です。
白色にちかい淡紫色、園芸種のテッセンよりも大きく(直径12cmくらい)
静かに佇んでいました。

’03.5.25撮影 双三郡(広島県)
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 Clematis patens C.Morren et Decne.
カザグルマ(風車) / キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性落葉低木 / 5~6月 / 本、四、九
湿地ややや湿った林縁。茎ははじめ軟毛を密生し、褐色で木質化する。葉は3~5小葉からなり、小葉は卵形で、長さ2~8cm。質は洋紙質で、先は尖る。花は今年伸びた枝の先に1個つき、花弁はなく、花弁状の萼片は淡紫色~白色で、径7~12cm。萼片は通常8個。雄しべと雌しべは多数あり、葯は紫色。そう果は広卵形、扁平で長さ約5mm。花弁状の萼片の白色の品種をシロバナカザグルマ(f. leucantha)という。

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