コバノコゴメグサ (ヒメコゴメグサ)
毛深いコゴメグサが花盛り\(^o^)/
特徴はご覧の通り、全体に毛が多く、花は上唇に比べ下唇が著しく長いこと。
しかし、ミヤマコゴメグサによく似ているので、素人には区別が難しいです。
中部地方の高山帯では北アルプスにミヤマコゴメグサ、
八ヶ岳、中央・南アルプスにコバノコゴメグサが多いそうです。
’12.8.30撮影 北杜市(山梨県)
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*APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科
Euphrasia matsumurae Nakai
コバノコゴメグサ
(小葉の小米草)別名(ヒメコゴメグサ)/ *ハマウツボ科 コゴメグサ属 1年草 / 8月 / 本州(関東北部、秩父、八ヶ岳、中央・南ア)本州
高山の乾いた草地。草丈3~15cm。茎は軟弱で直立して枝は細く、曲がった白毛と開出する腺毛がある。葉は対生、中部の葉の葉身は倒卵形~広いへら形で、長さ5~9mm、幅3~6mm。先は鈍く、基部は次第に狭まって不明瞭な柄になり、縁に2~3対の先の鈍い鋸歯がある。両面とも無毛か腺毛が散生する。花は上部の葉腋にごとに1花つく。花冠は唇形、白色で紫の筋があり、上唇は兜形で先は2裂し、長さ8~9mm、下唇は上唇より長く、広く開いて3裂し、中央に黄斑がある。萼は広鐘形でやや黒味を帯び、長さ3~3.5mm、幅約2mm、上下に深裂し、裂片はさらにやや深裂し、裂片の先は鈍い。雄しべは4個、上唇の内側にあり、下側の2個の先がやや膨らんで柱頭となる。花柱は花の外へ突き出る。果実(蒴果)は倒卵形、長さ3~4mm、3~4個の種子がある。
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