ミヤマオダマキ白花
キバナヤマオダマキはよく見かけますが、
ミヤマオダマキの白っぽい個体は初めてです。
岩礫地になると、ミヤマオダマキがあちこちに咲いています。
青紫色の花たちも美しいですが、岩陰に隠れるように咲く、白花発見!
距の先端は僅かに淡紫色を帯びますが、萼は純白で、花弁は淡黄色。
清らかな微笑みを放っていました。
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’10.7.16撮影 早池峰山(岩手県)
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Aquilegia flabellata Siebold et Zucc. var. pumila (Huth) Kudo
ミヤマオダマキ
(深山苧環) / キンポウゲ科 オダマキ属 多年草 / 6~8月 / 北、本(北、中部)
高山帯の砂礫地や乾いた草地。高さ10~25cm。根は太くてまっすぐに下に伸びる。葉は根出状に数枚出る。それぞれ2回3出複葉で、1回目の葉柄ははっきり出るが、2回目はごく短く、小葉は互いに集まる。小葉は扇形、薄くて淡緑色、表面は粉を吹いたようになる。茎の先端に数輪の花をうつむき加減につける。花は青紫色、萼片は広卵形で傘状に開き、花弁は円筒形にまとまって付き、先端はやや白っぽく、基部からは萼の間を抜けて距がのびる。距は花弁とほぼ同長、先端は内曲する。 果実は袋果で、5本の先のとがった筒を束ねたような姿で上を向く。
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