オノエラン




比較的個体数は多かったのですが、もう花期も終わりに近づいていたようで、
初々しい花はごく僅かでした。
純白のなかに黄色のW字模様がオシャレです。
思っていたよりも小さくて、とっても愛らしい蘭でした。










’10.7.15撮影 秋田駒ヶ岳(秋田県)

 Galearis fauriei (Finet) P.F.Hunt
オノエラン(尾上蘭)/ ラン科 カモメラン属 多年草 / 7~8月/ 本(中部以北・三重・奈良県
亜高山の岩場や草地。草丈10~15cm。根は掌状にならず紐状になる。葉は茎の基部に2個(成長した個体では3個)つき、葉身は長楕円形、長さ6~10cm、幅1.5~4cm。基部は鞘になり、葉柄はない。花は茎頂に総状に2~6個が固まってつき、白色。苞は広披針形、長さ1~2cm。萼片は長楕円形で鈍頭、長さ7~10mm。側花弁は狭長楕円形、上部に微小な歯牙があり、萼片と同長。唇弁はくさび形、長さ7~10mm、幅5~6mm、浅く3裂し、基部に黄色のW字形の模様が入る。距は太く楕円形、基部が強く括れ、長さ3~4mm。蕊柱は短い。 

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