ヒナザクラ



東北の高山植物で一番逢いたかった花に逢えました。
純白で愛らしく、とってもチャーミング!
無毛でやや肉厚な根生葉からすらりと茎を伸ばし、数個花をつけます。













なお、早池峰ではヒナザクラは分布せず、小型のヒメコザクラが特産します。
残念ながら、今回の遠征では遅すぎたようです。

’10.7.15撮影 秋田駒ヶ岳(秋田県)



’16年にヒメコザクラが撮影できたので、2種を比較して見ました。↓

 Primula nipponica Yatabe
ヒナザクラ(雛桜)/ サクラソウ科 サクラソウ属 多年草/7~8月/東北地方(早池峰、岩木山を除く)
亜高山帯~高山帯の雪田。高さ10~15cm。根生葉は肉質の倒卵形で、長さ2~4cm、上部に三角状の鋸歯がある。花茎の高さは7~15cm、花冠の直径は約1cm、白色で、茎の咲きに1~8個つける。花喉部は黄色になり、5深裂し、裂片はさらに2浅裂する。果実は直径3mmの蒴果となる。 

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