花は気にとめる人も少ないと思うのですが、 ヒトデみたいな果実は気になります。 果実の先には腺体があって、被服によくつきます。 ’０４．９．２６　津江山地（大分県）

ノブキ（野蕗）　／　キク科　ノブキ属　多年草　／　８〜１０月　／　北、本、四、九 　　山地の木陰、谷間の山道。高さ50〜80cm。葉は互生して茎の基部に数個が集まる。葉柄や葉の裏、茎には白くて軟毛がある。 　　茎の上部で枝わかれして白く小さな頭花を多数つける。頭花は筒状花だけで、外側の花（雌花）だけが結実する。中心部は 　　両性花で結実はしない。果実の先に腺体があって粘り、衣服や動物などについて散布される。