ナギナタコウジュ












白い毛が多いので、背面の苞をチェックすると、ナギナタコウジュでした。
フトボナギナタコウジュに逢えません。

’11.10.6撮影 釈迦ヶ岳(福岡県)
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 Elsholtzia ciliata (Thunb.) Hyl.
ナギナタコウジュ(薙刀香需) / シソ科 ナギナタコウジュ属  1年草 / 9~10月 / 北海道~九州
和名は花穂がそっくり返り、花が片側につく様子をナギナタに喩えたもの。山地の道端など。草丈は15~60cm。全体に強い香りがする。葉身は卵形~狭卵形で長さ3~9cm、尖った細かい鋸歯がある。枝先になぎなた状にやや反曲した花穂を出し、淡紅紫色の小さな花を片側につける。花冠は長さ5mmの唇形。苞は扁円形で、縁に短毛を密生するほかは無毛、幅は4~5mm。乾燥させたものは漢方薬になる。よく似たフトボナギナタコウジュは花穂が太く、苞は中央よりやや上部がやや広く、背面に短軟毛がある点で区別出来る。 

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