エンシュウツリフネ '10  '12


                                         ’12.9.12撮影




                         ’12.9.12撮影


赤紫色の斑点があり、ピンクっぽい花から下のように白っぽい花まで個体差があります。
3mくらい離れて群生しているツリフネソウにくらべ、とっても華奢に見えます。






                        ’10.10.1撮影

蒴果は熟すとちょっとした刺激で、バネ仕掛けのおもちゃのように種が飛び出します。
巻き込んだ果皮がバネになって、遠くに種を飛ばそうとしてるんですね。


津江山地(大分/福岡県)
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 Impatiens hypophylla Makino var. microhypophylla (Nakai) H.Hara
エンシュウツリフネソウ(遠州釣舟草)/ ツリフネソウ科 ツリフネソウ属 1年草 / 7~10月 /
 本((静岡県・長野県・岐阜県・紀伊山地)、四国(徳島県)、九州(大分県・福岡県)
別名エンシュウツリフネ。ハガクレツリフネの変種。丘陵地の湿った林の縁や林内。草丈50~80cm。葉は互生、短柄があり、葉身は菱状楕円形、先端は鋭頭、辺縁には鋸歯がある。花序は葉腋から出てすぐ下に曲がり、葉の裏に隠れるように下垂する。花は母種に比べ小さく、長さ1.5~2cmで、唇弁は開口部から距に向かってしだいに細くなるもの。

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