ニオイタチツボスミレ
’12.4.15撮影
’12.4.15撮影
タチツボスミレよりお化粧が濃くて、香りがいいです。
ナガバノタチツボスミレも花色が濃いですが、葉が丸っぽく先が尖っていません。
’12.4.15撮影
林道の日当たりのよい場所はあでやかなアカネスミレとニオイタチツボスミレが
競い合うように花を咲かせています。
’09.4.13撮影 天山(佐賀県)
天山(佐賀県)
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Viola obtusa Makino
ニオイタチツボスミレ
(匂立坪菫)/スミレ科 スミレ属 多年草/4~5月/北(西南部)、本、四、九(屋久島まで)
日当たりのいい草地に生える。草丈5~15cm。葉は互生、根生葉は円心形~心形で、長さ幅とも1~3cm。先は鋭頭~鈍頭、基部は心形、縁には波状の鋸歯がある。質は柔らかく、表面は濃緑色~黒緑色、裏面は淡緑色、両面とも疎らに短毛があるか無毛。托葉は狭卵形、羽状に深裂する。茎葉は三角状卵形~狭三角状卵形。先は鋭頭、基部は心形~切形。花後の茎葉は大きく伸びて細長くなる。花は青紫色~濃赤紫色で中心部は白色、径1.5~2cm、中心部の白色はタチツボスミレよりはっきりしていて、芳香があることが多い。花弁は長さ12~15mm、円みがあり、側弁の基部は無毛。距は太くてやや長く、長さ6~7mm。花柄に微毛がある。白花品種をシロバナニオイタチツボスミレ(f. chibae)という。
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