ナギナタコウジュ
’12.11.28撮影 天山(佐賀県)
まさに薙刀のように反っていますね。
林道の崖はこの薄紫色の薙刀が100本くらい天を突いているので、壮観です。
’12.11.28撮影 天山(佐賀県)
林道のナギナタコウジュはみんな果実になっていましたが、一角だけ花が残っていました。
果実を夢中で食べているハギマシコを何度か見たことがあります。
’01.10.19撮影 天山(佐賀県)
↑花穂の片面に小さな花をたくさんつけます。
↓苞は丸っぽく、中心部が広く、縁だけに短毛が密生しています。
’07.10.19撮影 平尾台(福岡県)
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Elsholtzia ciliata (Thunb.) Hyl.
ナギナタコウジュ
(薙刀香需) / シソ科 ナギナタコウジュ属 1年草 / 9~10月 / 北海道~九州
和名は花穂がそっくり返り、花が片側につく様子をナギナタに喩えたもの。山地の道端など。草丈は15~60cm。全体に強い香りがする。葉身は卵形~狭卵形で長さ3~9cm、尖った細かい鋸歯がある。枝先になぎなた状にやや反曲した花穂を出し、淡紅紫色の小さな花を片側につける。花冠は長さ5mmの唇形。苞は扁円形で、縁に短毛を密生するほかは無毛、幅は4~5mm。乾燥させたものは漢方薬になる。よく似たフトボナギナタコウジュは花穂が太く、苞は中央よりやや上部がやや広く、背面に短軟毛がある点で区別出来る。
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