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やや乾いた山地や草地、林の縁。草丈20~100cm。茎は直立~斜上し、4条線がある。葉は対生し、葉身は卵状披針形、先は尖り、基部は円く、3脈が目立ち、縁には細かい突起がある、無毛。葉柄はない。花は茎頂や上部の葉腋にかたまってつき、花冠は鐘形で長さ3~4.5cm、紫色~青紫色で内面に茶褐色の斑点がある。先は5裂し、裂片の間に三角形の副片がある。萼筒は長さ10~20mm、萼裂片は線状披針形で普通開出する。果実(蒴果)は枯れた萼に包まれ、熟すと2裂する。和名は竜の胆のように苦いという意味。読みが訛ってリンドウに。
Gentiana scabra Bunge var. buergeri (Miq.) Maxim. f. procumbens Toyok.
キリシマリンドウ(霧島竜胆)/リンドウ科 リンドウ属 多年草/10~11月/鹿児島・宮崎県(霧島一帯)
明るい草地。草丈が低く、葉が細い。近年、ホソバリンドウからキリシマリンドウに分けられた。 |