ジロボウエンゴサク  '11


                 ’11.2.23撮影 みやき町(佐賀県)


あれ?小葉が裂けて先が尖ってますね。
ヤマエンゴサク同様、葉の形は変異が多いのかな。



                                     ’11.2.23撮影 みやき町(佐賀県)
今年は里の野草も遅れ気味ですが、
何処よりも早く咲くジロボウさんは、1株だけいつもどおりに開花してくれました。
しかし例年ならば一緒に出迎えてくれる、アマナたちは葉っぱだけ、小さな蕾もほんの僅。
田んぼの土手がお花畑になるのは3月半ばになりそうです。
  ジロボウエンゴサクGalleryへ

 Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)/ ケシ科 キケマン属 多年草 / 4~5月/ 関東以西~九州
低地や山地の草地、林縁。草丈10~20cm。葉は2~3回3出羽状複葉、小葉は2~3深裂し、裂片は長さ1~2cm、幅3~7mm。根出根には長い葉柄がある。花茎にも葉が2~3個つく。花は茎頂に少数つき、紅紫色から青紫色、長さ1.2~2.2cm。苞は卵形で全縁。果実(蒴果)は線形で1.5~2.2mm。微小な根棒状突起のある種子が数個入る。
<似たもの>
  ヤマエンゴサク : 花のつけねの苞は切れこむ。
  ムラサキケマン : 花が密につく。 

Homeへ