ツメレンゲ

















ブロック塀の下の縁石にずらっと並んでいます。
岩上や屋根瓦の上で見たことがあるツメレンゲですが、縁石も好きなようです。

ツメレンゲは多年草ですが、開花した株は結実後には枯死します。
種からの発芽では開花までおよそ3年かかり、定着の確立が低いのですが、
成長途上にその周りに幾つもの子株ロゼットをつくる確実戦略を併用したことで、
生き残りができているようです。


’16.11.24撮影 藤津郡(佐賀県)
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 Orostachys japonica (Maxim.) A.Berger
ツメレンゲ(爪蓮華)/ベンケイソウ科 イワレンゲ属 多年草/ 9~11月/本(関東地方以西)~九
暖地の岩上や屋根の上。葉が細長く先端が刺状にとがっている状態を動物の爪にたとえたもの。葉は多肉質でロゼット状につき披針形。赤みを帯びたり、粉白を帯びるものが多い。ロゼット状の葉の中心から花茎がのび、直径1cm程の白い花を密につける。花弁の先はとがる。花粉を出すまえの葯は暗紅色。 

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