シンジュガヤ


                 ’13.7.16撮影 伊万里市(佐賀県)



                                     ’13.7.16撮影 伊万里市(佐賀県)

もう花はほとんど終わって、真珠のような果実ができはじめています。




                   ’05.9.12撮影 平尾台(福岡県)



                   ’05.9.12撮影 平尾台(福岡県)

なるほど、真珠のような球形の果実がついています。

 Scleria levis Retz.
シンジュガヤ(真珠茅)/カヤツリグサ科 シンジュガヤ属 多年草/ 7~10月/本(紀伊・伊豆七島)~沖
草原。草丈30~120cm。全体にやや硬く、茎は木質で直立し、鋭三稜形で下向きにざらつく。葉は茎につき、線形で長さ20~40cm、幅5~15mm。葉鞘には幅広い3翼がある。花序は円錐形で長さ5~15cm、分花序は1~3個つく。総苞片は葉状で花序より長い。雌小穂は倒卵形、長さ4~6mm、雄小穂は披針形、長さ3~4mm。鱗片は数個で2列に並び、卵形、暗赤色を帯びた部分がある。果実は球形で径1.7~3mm、白色でやや光沢があり、やや平滑で格子紋が無く、細かい毛が疎らに生える。

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