キバナアマ

12月下旬から開花し、寒さにも負けず、おおらかに咲いていました。
園芸品が野生化したものではないかと思いますが、
現地の方もよくわからないそうです。
北部九州では見かけない花木ですが、ネットで調べてみると
伊豆地方ではあちこちで栽培されているようです。

枝は根元から叢生するのですが、なかにはすっきりと空に向かって立ち上がっているものもあり、
アオイ科の花に似た佇まいも感じられました。

ところでアマと言えば、亜麻色を連想しますが、亜麻色は繊維の色からきたもので、
亜麻色の髪は金髪と言うより栗毛色の髪だそうです。
参考までに繊維の色とは違って、アマの花は青紫色で一年草です。


’08.1.15撮影 鳥栖市(佐賀県)

キバナアマ(黄花亜麻) / アマ科 キバナアマ属 常緑低木 / 冬~春 / 原産地:北部インド~中国
  中国名:雲南月光花、迎春柳。高さ1mほど。主幹はなく、枝は株元から叢生する。花冠の直径は約4cm。

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