アオハコベ


                 ’09.4.8撮影 三養基郡(佐賀県)
花のクローズアップ

                   ’09.4.8撮影 三養基郡(佐賀県)


クローズアップしても花弁がまったくありません。
ヤマハコベは僅かに花弁が残っているそうですが、
見たことがありません。
ときどき花弁が極小のものを見つけ、もしやと思うのですが、
葉を見ると柄があるミヤマハコベです。


アオハコベ ’08.4.14 三養基郡
                             ’08.4.14撮影 三養基郡(佐賀県)


アオハコベ ’08.4.14 三養基郡
              ’08.4.14撮影 三養基郡(佐賀県)


アオハコベ ’08.4.14 三養基郡
            ’08.4.14撮影 三養基郡(佐賀県)

5年ぶりなので、葉の形などおぼろげで見つけることができるかなと少々不安でしたが、
花が数個咲いていたので、難なく見つけることができました。
野草に感心がない人は花だと思わないでしょうね。
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 Stellaria uchiyamana Makino var. apetala (Kitam.) Ohwi
アオハコベ(青繁縷) / ナデシコ科 ハコベ属 多年草 /  4~6月/ 本(近畿以西)~九
ヤマハコベの花弁のない変種。学者の見解によっては品種とされる。草丈20~30cm。茎は横に長くはい、全体に短毛を密生する。葉はほとんど柄がなく広卵形。萼片は長さ4~5mm。
 Stellaria uchiyamana Makino var. uchiyamana
ヤマハコベ(山繁縷) / ナデシコ科 ハコベ属 多年草 /  5~6月/ 本(岐阜以西)~四国
  草丈20~30cm。茎は地を這い、先は立ち上がり、毛がある。葉は広卵形で長さ1~2.5cm、基部は円形または心形で、両面に星状毛や分岐毛が生え、先は尖り、葉柄はほとんどなく、あってもごく短い。花は葉腋につくが少なく、径は約1.5cm、5個の白色の花弁は萼片より長く、先端は深く2裂するので10弁のように見える。花弁のないものをアオハコベという。 ミヤマハコベは1.5cmくらいの葉柄がある。

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