オオハンゲ(大半夏)/ サトイモ科 ハンゲ属 多年草/ 6〜8月/ 本(中部地方以西)、四、九、沖
常緑林内。花茎の高さ20〜50cm。葉は1〜4個つき、葉身は3深裂し、裂片は広卵形〜狭卵形、先は
短鋭尖頭、長さ8〜20cm。葉柄にむかご(球芽)をつけない。花は葉の上に飛び出るか、ほぼ同長。
仏炎苞は緑色〜帯紫色、長さ6〜10cm。舷部は卵形、鈍頭で内面に小突起を密生し、外面は滑らか。
付属体は15〜25cmと長く伸び、仏炎苞から飛び出して直立する。苞の内面が暗紫色を帯びるものが
ある品種をムラサキオオハンゲという。 |
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