キバナノツキヌキホトトギス '14









葉の基部を茎が突き抜いています。




花だけを見ると、よく似ていますが、
花被片の大きさはキバナノホトトギスのほうがやや大きく、
花柱・雄しべはツキヌキのほうがやや長いように見えます。
ツキヌキは花柱基部に赤紫色の斑点があります。





ここ数年、雨でピカピカのキバナノツキヌキホトトギスでしたが、今回は木漏れ日でピカピカ。
いろんなところに少しずつ咲いていましたが、キバナノツキヌキホトトギスらしい写真を安全に撮ろうとすると大変。
崖に下がっているものは身を乗り出すと危険ですから、三脚を横に伸ばして、リモートコントローラー撮影してみました。

’14.9.29撮影 宮崎県
  キバナノツキヌキホトトギスGalleryへ

 Tricyrtis perfoliata Masam.
キバナノツキヌキホトトギス(黄花の突抜杜鵑草)/ユリ科 ホトトギス属  多年草/9~10月/九(宮崎県)
山の崖などに下垂して生える多年草。茎は長さ50~70cm、毛はない。葉は披針形で長さ8~17cm、基部は茎を抱いて合着し、茎は葉の下部をつき抜けるようになる。黄色の花が葉腋に1個ずつつき、上向きに開く。花柄は花より短く、腺毛が密生する。花被片は斜めに開き、長さ20~25mm、長楕円形、内部に赤紫色の斑点がある。外片の下部に腺毛があり、基部にふくらみがある。

Homeへ