ヒメジソ


              ’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)



              ’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)

花が白色で葉の鋸歯が少ないので、ヒメジソですね。
別な場所ではイヌコウジュが群生していました。



              ’14.9.28撮影 串間市(宮崎県)



              ’14.9.28撮影 串間市(宮崎県)



                                ’01.10.7撮影 尾鈴山(宮崎県)

<標準タイプの特徴>
葉はやや菱形で鋸歯は大きめで片側4~6
茎の毛は僅かで、稜の上だけに短毛
花色は淡紅紫色または白色。

 Mosla dianthera
ヒメジソ(姫紫蘇)/ シソ科 イヌコウジュ属  1年草 / 9~10月 / 日本全土
  山野の林のふちや道端。高さ20〜60cm。茎は四角形で稜には下向きに曲がった短毛があり、節にも白い毛が生える。葉は対生し、長さ2〜4cm、幅1〜2.5cmの卵形〜広卵形でやや薄い。ふちには粗い鋸歯があり、裏面には腺点がある。枝先に長さ3〜7cmの花穂をだし、淡紅紫色または白色の小さな唇形花をややまばらにつける。花冠は長さ約4mmで、筒部は短く、上唇は3裂、下唇は先端がへこむ。雄しべ4個のうち、上唇側の2個が完全で、葯室は離れてついている。下唇側の2個は葯のない仮雄しべになっている。萼は長さ2〜3mmで、上下2唇に分かれ、上唇は3裂、下唇は2裂する。上唇の裂片の先はとがらない。 
<似たもの比較>
  ヒメジソ   :葉の鋸歯は片側4~6個。上萼片はあまりとがらない。花の色は淡紅紫色~白色。
  イヌコウジュ :葉の鋸歯は片側6~13個。上萼片は細い線形で先は鋭くとがる。花の色は淡紅紫色。

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